元気になぁれ!

父が病気になりました。記録を残します。

【MEMO】寛解導入療法

寛解導入療法では

キロサイド(シタラビン)に

イダマイシン(イダルビシン)または

ダウノマイシン(ダウノルビシン)

のどちらかを併用する2剤併用療法が一般的

 

これにより約8割の患者さんが寛解

 

白血病を発症した時点で

骨髄には約1~10兆個の白血病細胞がある。

 

これを約10億個以下に減らすことが出来れば

骨髄中の汎血球(白血球、赤血球、血小板など)が回復してくる。

 

汎血球が回復して血球数が正常値になると

骨髄中の白血病細胞も5%以下となり

臓器浸潤も無くなり完全寛解状態になる。

 

完全寛解状態が3年以上続けば

再発することはまずなく

5年以上続けば治癒したとみなされる。

19D・抗癌剤投与開始

朝、父からLINE
「力をおくってください」

 

弟たちにも転送して、応援LINEを

おくるようにお願い

 

抗癌剤投与前から微熱があるのが懸念事項

 

吐き気どめの点滴のあと抗癌剤の点滴を

したとのこと

 

すぐに何か変化があるわけでもなく

とにかくとにかく薬がうまく効いてくれる

ことをただただ祈るのみ!

 

 

17D・怖いよね

GWなのもあり、私はなかなか

お見舞いに行けず…

少し微熱があるとのことで心配

 

父からのLINE↓

 

さっき先生方が来て、月曜日からやります

とのこと。未知の場所に足いれるのは

やっぱり恐いよね!

 

怖くない人なんていないよね。

しかも今までほとんど病気知らず…

 

家族は支えることしかできないけど

一緒にがんばるよ

 

でも人工呼吸器を耐えたんだから

15D・肺炎良化!

肺炎は良くなってきてるとのこと!

 

CRPも4.0mg/dlまでさがり

(といっても正常値は0.2以下)

白血球数も8400個/μl(正常範囲!)

 

最初に白血球が高かったのは

肺炎のせいだったのかも…とのこと

 

抗癌剤投与にむけて体調を整えるしかない!

頑張れ、父!

13D・からあげ

抗癌剤を投与する前に、できるかぎり

肺炎を良化させておきたいということで

 

抗生剤などを投与しながら、父はのんびりと

体調を整えています

 

発熱はなく、元気食欲もあり

 

感染のリスクを避けるためにナマモノは禁止

加熱してあれば何を食べてもいいとのことで

 

お見舞いの時に何が欲しいかと聞くと

「からあげ」という元気な答え

 

よく食べて、体力つけて、肺炎治して

抗癌剤治療にそなえよう!

12D・寛解導入療法

今後の治療についての説明がありました

いただいたメモ+自分で調べたことも含め

メモとして残しておきます↓

 

まずは抗癌剤を投与する寛解導入療法を行う

 

IDR-Ara-C療法

イダマイシン(抗癌性抗生物質)と

キロサイド(代謝拮抗剤)を使う

 

1〜3日目はふたつの薬剤、4〜7日目は

キロサイドのみを投与していく

 

イダマイシンの副作用としては心毒性、

キロサイドは発熱や倦怠感、アレルギーなど

共通の副作用としては吐き気、脱毛

粘膜障害、そして骨髄抑制など

 

1クールのながれは….

1週間、抗がん剤投与

           ↓

その後2週間、白血球数がほぼゼロに

           ↓
順調にいけばその後1〜2週間で

ある程度までは白血数が回復

           ↓

調子がよければそこで一時退院?

 

これを数クール繰り返して寛解を目指す

治療全体としては半年位かかるとのこと

 

この治療法、高齢者では選択されない

ことが多いらしい。けれどうちの父は

幸いなことに基礎疾患もなく、状態も

いいのでいけるだろう、と

 

ただ、もしも副作用などが強くでる場合

キロサイドを7日ではなく5日に短縮したり

することもあり得ると…

 

こればかりはやってみなければわからない

 

まずは白血病の治療の入口まで辿り着いた
ことを感謝!!

 

父の体力、精神力、生命力、運を信じて

現代医療を信じて、病院スタッフを信じて

 

父の頑張りを、家族みんなで支えて

いければいいな